ゆるやかにつながる、空間のつくり方

26.06.27 Sat

 

空間を分ける方法は、壁や建具で仕切るだけではありません。

 

部屋と部屋とを閉じすぎず、ゆるやかに区切ることで、

視線の抜けや、空間に広がりを感じられるつくりとする事ができます。

今回も、にいむの杜の事例をもとにご紹介します!

 

 

天井と床を木仕上とし、雰囲気を分ける
照明でラインを入れる

 

床や天井の素材を変え、同じ空間の中でもゆるやかに区切りをつくっています。

視線が抜けるため、開放感を保ちながら、それぞれの場所に役割が生まれます。

 

 

上下階をひとつの空間に

 

オープン階段は、階と階をつなげ、空間全体に広がりが出ます。

上下を分けすぎず、ひとつの空間として感じられます。

 

 

リビングよりテラス越しにキッチンを望む

 

テラスやバルコニーを介して、リビングとダイニングをゆるやかに分けています。

ガラス越しに空間のつながりを保ちながら、内と外が自然につながるような構成です。

 

 

ピットリビング
小上がり和室

 

床のレベルを上げ下げすることで、目線の高さが変わり、居場所にゆるやかな違いが生まれます。

段差に腰掛ける事もできて、自然と過ごし方の幅も広がります。

 

 

通路に設けた作業台
パントリー

 

建具を設けず、アーチ型の開口とすることで、

直線的になりがちな空間に、やわらかな印象を加えたつくりです。

建具を設けない分、コストも抑えられます。

 

 

ホールをフリースペースとした例

 

ハンモックや本棚を設け、空間の使い方をゆるやかに限定しています。

用途が見えることで、自然と居場所が分かれていきます。

 

 

空間をゆるやかに連続させることで、

視覚的に広がりをもつだけではなく、建具を使わない分、コストダウンにもつながります。

家づくりの参考になれば、幸いです。

 

株式会社 にいむの杜 

工務 池田