無垢フローリングで「床暖いらず」の暮らし。

25.06.05 Thu

 

「床暖房、ほんとうに必要?」無垢材の家に暮らすという選択

 

冬になると「床暖房が欲しい」という声をよく耳にします。
たしかに、つま先が冷える季節には、床からじんわりと温まる感覚は魅力的ですよね。

 

でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?
「床が冷たい」と感じるその原因、本当に“床暖房”で解決すべきなのでしょうか。

 

 

■ 床が冷たいのは「素材」が原因かも

 

現在の多くの住宅で使われているフローリング材は、表面だけ木目調に加工された「複合フローリング」や「樹脂系の床材」。
これらの素材は、熱を通しにくく、体温を奪いやすい性質があるため、どうしても冬は「ヒヤッ」とした感触になります。

 

この“冷たさ”を補うために床暖房を検討されるご家庭も多いのですが、
実はこの冷たさ、素材を変えるだけで解決できるのです。

 

 

■ 無垢材の床は「呼吸するあたたかさ」

 

にいむの杜が標準仕様で採用しているのは、無垢フローリング。
天然の木そのものだからこそ、木がもつ“調湿性”と“ぬくもり”を存分に感じられます。

無垢材の特徴は、単に「見た目がナチュラル」というだけではありません。
実際に触れて、歩いてみるとわかるのが

 

冷気を伝えにくいから足元が快適
・素足でもほんのり温かい
・湿気の多い日でもべたつかない

 

つまり、エネルギーを使わずに快適な足元を実現してくれるんです。

 

 

■ 「床暖房が必要なケース」とは?

 

もちろん、すべてのケースで「床暖房が不要」と言い切るわけではありません。
以下のような場合には、床暖房を検討しても良いでしょう。

 

タイルや石材など、熱を伝えにくい床材を使う場合
・土間リビングやコンクリート打ちっぱなしの空間など、蓄冷性の高い構造
・日当たりが極端に悪く、室温が上がりにくい間取りの場合

 

ただ、これらの空間も設計や断熱の工夫によって冷えを防ぐことができます。
「床暖房を前提にせずに、住まいの設計を根本から考える」それが私たちの家づくりの姿勢です。

 

 

■ 体感してみませんか?

 

実際に無垢材の床を歩いた時の、足裏の感覚。
これは、言葉では伝えきれません。

無垢材がつくる、自然のぬくもりを感じる暮らし。
調布でそんな家づくりを一緒に考えてみませんか?